そうだ、アルハンブラに行こう (3) 宮殿
噴水と色とりどりの花が美しいフェネラリーフェ離宮庭園をあとに、いよいよ
アルハンブラのハイライト、宮殿へ。

ここはライオンの中庭宮殿にある「二姉妹の間」と呼ばれる部屋。
部屋の中に入って通ってきた中庭へのアプローチを振り返ると、アーチがいくつも
重なってみえて美しい。
壁面にはぎっしりと装飾が施され、ただただ圧倒される。
そして、目を天井に移すと、そこには鍾乳石状の飾り天井(モカラベ)が。
壮麗さに思わず息をのむ。

いったい誰がこんな天井装飾を思いついたのか。
ハチミツの巣のように装飾された天井は、7種類の飾り細工が5千個も組み合わせて
あるそう。明かり取りの窓からさしこむ日の光が飾り天井にやわらかに反射して
とてもこの世のものとは思えない美しさ。ほお〜っとため息が。

宮殿の壁は、どこもかしこも繊細な漆喰(しっくい)細工でおおわれ、軒回りや木の扉
にも手のこんだ彫刻が施されている。
漆喰になっているのは壁の上部だけで、下部は人の背丈くらいまで彩釉タイルで
おおわれている。漆喰は人の手がふれたり物が当たるとはがれ落ちてしまうので、
これはメインテナンスのしやすさまで考慮した実用的なインテリアデザインだ。

タイルや漆喰装飾に使われているモチーフをよーく見ると、すべて幾何学模様か
草花の模様、それにアラビア文字を装飾したものが組み合わせになっている。
「アラベスク」といわれる模様だ。

人や動物などがまったく描かれてないのは、イスラム教の偶像崇拝禁止という教えに
従ってのこと。高校の世界史で習ったことを思い出し、「ふ〜ん、そうなんだ」と
やけに納得。
アルハンブラの壁面のアラベスク模様には「アッラーだけが勝者」という文句が
くりかえし使われている。「勝ち負けに一喜一憂するのは人間の浅はかさ。すべては
アッラーの神が定める」という意味らしい。
私はアラビア語ができないので下の写真の文句も読めずにおわってしまったけど。

イスラム文化になじみのない私にとって、アルハンブラで見る物すべてが目新しく、
写真をとるのも忘れて見入ってしまうことしばしばだった。
他の観光客が口をぽか〜んとあけて天井や壁を見上げてるのをみかけては、
「やばい、私も大口あけてたわん」とアセアセ (^^;)
そんなわけで、ここで使った建物の写真の多くは夫が撮影したもの。
彼は写真の構図をとるのがうまい。

アルハンブラを訪ねる前、私はガイドブックの写真を見てはドキドキ、
ワシントン・アーヴィングの『アルハンブラ物語』(上下巻)を読んではわくわくし、
訪れる日を指折り数えて待っていた。
そんな私とは対照的に、夫はそれほどわくわくすることもなく当日を迎えた様子
だったけど、彼がアルハンブラで撮った写真の枚数ときたら!
おまけに、一歩、アルハンブラに踏み込んだとたん、私とおしゃべりするのも
忘れてイスラム建築と装飾のとりこになっちゃったし^^

そういえば、スペイン語ペラペラのイングランド人の友だちが言ってたっけ・・
'The Alhambra: it's a magical place!'
文字通り、アルハンブラは魔法にかかったような空間で、怪しい魅力に満ちあふれ、
訪れる人をとびきり洗練されたイスラム文化が花開いた時代へといざなう力を
備えている。
(つづく)
〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*
↓ アルハンブラ宮殿の写真、楽しんでもらえましたか?
2つのブログランキングに参加しているので、よかったら下のバナーを1つずつ
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アップして、続きを書く励みになりますのでヨロシクお願いします^^
↓ ↓

P.S.
1枚目の写真の「二姉妹の間」は、王のハーレム(寵姫たちの部屋)だったと説明する
ガイドブックもありますが、記録によると王だけではなく他の男性も政治や外交で
ここに出入りしていたそうです。ハーレム説の真偽はともかく、この部屋が夏でも
涼しく過ごせる工夫がされた作りになってると言われても、こんなすっごい装飾の
ある部屋じゃ私はのんびりシエスタをとれないな〜って思っちゃいました (^^;)
皆さんはいかが?
皆さんからのコメントをいつも楽しく読ませていただいています。
初めての方もどうか気軽にコメントを残してくださいね。
ブログをお持ちの方にはそちらに伺って、お持ちでない方にはこちらで
お返事をさしあげておしゃべりできたらと思っています
↓
アルハンブラのハイライト、宮殿へ。

ここはライオンの中庭宮殿にある「二姉妹の間」と呼ばれる部屋。
部屋の中に入って通ってきた中庭へのアプローチを振り返ると、アーチがいくつも
重なってみえて美しい。
壁面にはぎっしりと装飾が施され、ただただ圧倒される。
そして、目を天井に移すと、そこには鍾乳石状の飾り天井(モカラベ)が。
壮麗さに思わず息をのむ。

いったい誰がこんな天井装飾を思いついたのか。
ハチミツの巣のように装飾された天井は、7種類の飾り細工が5千個も組み合わせて
あるそう。明かり取りの窓からさしこむ日の光が飾り天井にやわらかに反射して
とてもこの世のものとは思えない美しさ。ほお〜っとため息が。

宮殿の壁は、どこもかしこも繊細な漆喰(しっくい)細工でおおわれ、軒回りや木の扉
にも手のこんだ彫刻が施されている。
漆喰になっているのは壁の上部だけで、下部は人の背丈くらいまで彩釉タイルで
おおわれている。漆喰は人の手がふれたり物が当たるとはがれ落ちてしまうので、
これはメインテナンスのしやすさまで考慮した実用的なインテリアデザインだ。

タイルや漆喰装飾に使われているモチーフをよーく見ると、すべて幾何学模様か
草花の模様、それにアラビア文字を装飾したものが組み合わせになっている。
「アラベスク」といわれる模様だ。

人や動物などがまったく描かれてないのは、イスラム教の偶像崇拝禁止という教えに
従ってのこと。高校の世界史で習ったことを思い出し、「ふ〜ん、そうなんだ」と
やけに納得。
アルハンブラの壁面のアラベスク模様には「アッラーだけが勝者」という文句が
くりかえし使われている。「勝ち負けに一喜一憂するのは人間の浅はかさ。すべては
アッラーの神が定める」という意味らしい。
私はアラビア語ができないので下の写真の文句も読めずにおわってしまったけど。

イスラム文化になじみのない私にとって、アルハンブラで見る物すべてが目新しく、
写真をとるのも忘れて見入ってしまうことしばしばだった。
他の観光客が口をぽか〜んとあけて天井や壁を見上げてるのをみかけては、
「やばい、私も大口あけてたわん」とアセアセ (^^;)
そんなわけで、ここで使った建物の写真の多くは夫が撮影したもの。
彼は写真の構図をとるのがうまい。

アルハンブラを訪ねる前、私はガイドブックの写真を見てはドキドキ、
ワシントン・アーヴィングの『アルハンブラ物語』(上下巻)を読んではわくわくし、
訪れる日を指折り数えて待っていた。
そんな私とは対照的に、夫はそれほどわくわくすることもなく当日を迎えた様子
だったけど、彼がアルハンブラで撮った写真の枚数ときたら!
おまけに、一歩、アルハンブラに踏み込んだとたん、私とおしゃべりするのも
忘れてイスラム建築と装飾のとりこになっちゃったし^^

そういえば、スペイン語ペラペラのイングランド人の友だちが言ってたっけ・・
'The Alhambra: it's a magical place!'
文字通り、アルハンブラは魔法にかかったような空間で、怪しい魅力に満ちあふれ、
訪れる人をとびきり洗練されたイスラム文化が花開いた時代へといざなう力を
備えている。
(つづく)
〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*
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1枚目の写真の「二姉妹の間」は、王のハーレム(寵姫たちの部屋)だったと説明する
ガイドブックもありますが、記録によると王だけではなく他の男性も政治や外交で
ここに出入りしていたそうです。ハーレム説の真偽はともかく、この部屋が夏でも
涼しく過ごせる工夫がされた作りになってると言われても、こんなすっごい装飾の
ある部屋じゃ私はのんびりシエスタをとれないな〜って思っちゃいました (^^;)
皆さんはいかが?
皆さんからのコメントをいつも楽しく読ませていただいています。
初めての方もどうか気軽にコメントを残してくださいね。
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お返事をさしあげておしゃべりできたらと思っています

↓
す・・・すごすぎる(‖ ̄■ ̄‖)
この前の写真に移っていたことろだけが彫刻で埋もれているのかと思いきや、全てでしたか・・・・il||li▄█▀█●il||li
いったい誰がデザインしたの・・・・?
何年かかって作り上げたものなのでしょう。あまりにも凄すぎて、唖然としてしまいました〜〜▼ω▼;
しっかし旦那様が撮られた写真なのですね☆すばらしいです!!
絵はがきのように美しくてうっとり(*'-'*)
さすがchocolata*さんの旦那様〜〜〜゚・:,。☆(*'ー')
この前の写真に移っていたことろだけが彫刻で埋もれているのかと思いきや、全てでしたか・・・・il||li▄█▀█●il||li
いったい誰がデザインしたの・・・・?
何年かかって作り上げたものなのでしょう。あまりにも凄すぎて、唖然としてしまいました〜〜▼ω▼;
しっかし旦那様が撮られた写真なのですね☆すばらしいです!!
絵はがきのように美しくてうっとり(*'-'*)
さすがchocolata*さんの旦那様〜〜〜゚・:,。☆(*'ー')
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庭園のことは鮮明に覚えているのに、中の様子はこの写真を見て思い出したの。どうしてだろう!?でも幾何学模様と美しかった(特に上から自然光が入って)ことだけは覚えていたのね。それと天井が素晴らしかったのも。。。だから、こうやって改めて見て、そうだったな、って思い出しました。
もう10年前の話☆ だから忘れても無理はない!?笑
でもこうやって改めて見てみると、この繊細さ、アラブ人特有の体つきからは想像できないのが不思議。人間業ではないよね〜、って思いましたよ☆
私にとってあまりにも内部が言葉にならない別世界だったので、そのあとに見た庭園の方が馴染みやすくて、それで覚えているのかな!?^m^
応援も☆★