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素朴な「いちごのタルト」

ichigotart4


タルトが大好きな私は、たま~にタルトを作る。
でも、これは手抜き版。

いや、「これも」と言ったほうが正しいかも (^^;)


ichigotart1


タルト台はお店で買った生地のブロックをめん棒でゴロゴロ伸ばしただけ。
仕上げの果物のつや出しも省略!

「素朴なイチゴタルト」と呼んだら、これでも許されるかな?


ichigotart6


おまけに、ミントをきらしていたので、バジルの若葉で代用。
これも手抜きっていうのよね~、きっと。


ichigotart5


そういえば、タルトに入れたクリームも1種類だけ。
それも、レンジを使って全卵で作ったカスタードクリームときてるから。
一応、ちゃんとバニラビーンズを使ったけどね。

アーモンドクリームは好きだから、作って入れて焼いてもよかったんだけど、
ちょっと苦手な人がいるのよね、うちに。誰だって言わないでおくけど。


ichigotart7


そんな手抜きタルトだけど、作ってる時も、食べてる時も、すっごく
幸せだった。ここに載せた写真を撮ってる時もね。

だから、いいの、いいの、気にしない!



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P.S.

春に生まれたせいか、いちごを見るとすごくうきうきします。
温室栽培技術が発達したおかげで、年中、いちごを買えるようになり、
年中うきうきできるようになったわけですが、旬にいただくいちごは
格別ですよね。春が待ち遠しい!

スペインの「いちごの産地」といえば、アランフェス。シーズンになると、
アランフェスとマドリードを結ぶ列車は「いちご狩り」客でいっぱいに。
甘い香りが充満した列車に揺られるのっていいですよね♪

どうぞいい週末を!

      
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2009-01-31 (Sat)  |  my sweets  |  トラックバック(0)  |  コメント(5)

カステラの「うんちく」

昨日アップした記事で、みごとカステラを作ったスペイン人の友だち(Aちゃん)の話を昨日書きました。その記事を読んで残してくださったコメントがきっかけとなって、今日の記事を書いています^^

コメントにも書いてくださったとおり、カステラの原型とされるお菓子はポルトガルから日本にもたらされたという話をよく耳にしますが、実際のところ、どんなお菓子がカステラのルーツなんでしょうか? 
また、原型となったとされるお菓子は、今も存在しているのでしょうか?

今日は、そんな疑問への答を見つけられたらと思っています^^


kasutera6


実は、おととし、カステラのルーツについてちょっと調べる機会がありました。マドリード出身の夫と一緒に日本を訪ね、デパートで長崎カステラを買ったときのことです。

カステラの入っていた箱にポルトガル人っぽい絵が描かれているのを目ざとく見つけた夫は、カステラの由来がポルトガル語で簡単に書いてあるのを読んで、「これ、本当?」って聞いてきました。カステラの箱の中には、由来を日本語で書いた紙も入っていたので、英語に翻訳して説明したところ、あとでもっと調べてみようという話になりました。

 [日本のことを聞かれて、ちゃーんと答えられないとあせってしまう私・・^^; ]

早速、カステラのルーツを少し調べてみたところ、カステラの由来にはいくつか説があって、ポルトガルの伝統菓子が原型だとする説のほか、スペインに古くからあるお菓子を原型とする説もあることがわかりました。

いろいろ読んでるうちに、とても面白いな~と思ったので、今日はその内容を手短かにまとめてみたいと思います。まずは、「カステラ」の名前の由来についてお話して、そのあと、原型となったされるお菓子について書きますね。よかったら、しばらくおつきあいくだい^^


kasutera_2


名前の由来

一番よく知られている由来は、スペインの「カスティーリャ王国」(スペイン語:Castilla)のポルトガル語発音にあたる「カステーラ」(ポルトガル語: Castela)」を語源とするという説です。

この他にも、2つほど面白い説を読みました。一つは、カステラ製造のプロセスでメレンゲを作るとき、菓子職人が「お城 (スペイン語:castero=カステロ) のように高くなれ !」と言いながらメレンゲを高く盛り上げたことから、「カステロ」=「カステラ」となったという説。

もう一つは、日本にやってきたポルトガル人がおいしそうに食べているお菓子を見た日本人が、菓子ののっていたお皿を指さしながら、「それは何ですか?」とたずねた時におきた誤解がもとになったという説です。質問をされたポルトガル人がお皿を見た時には、すでに菓子を食べ終わってしまっていて、彼の目に入ったのはお皿に描かれたお城(カステロ)でした。そこで「これはカステロ(城)です」と答えたところ、質問した日本人はそれが菓子の名前だと勘違いしたとか!話の真偽は別にして、なんだかありそうな話で面白いですよね。

どの説が本当の語源だとしても、名前の由来の説を3つとも覚えておくと、話題が豊富になって楽しいかも^^


kazutera400


カステラの原型となったお菓子は、な~に?

さて、お次は、カステラの原型となったのは、どこの国のどんなお菓子だったかという話を。

カステラの原型となった菓子は、16世紀(室町時代末期)にポルトガルから日本にもたらされ、その当時、「家主貞良」や「加須底羅」といった漢字が使われて、「かすていら」とよばれていたそうです。

伝来の時期に関しては、おおかたの意見が一致しているようですが、原型となったお菓子が何かという話になると、いくつか説があって、意見は一致していません。比較的よく知られている説は、次の2つみたいです。

(1)ポルトガルの伝統菓子「パォン・デ・ロー」(ポルトガル語: pao de lo)

私はまだ食べたことがないので、ポルトガル人の友だちからの話をもとに書くことになりますが、作り方がカステラとよく似ています。ポルトガルでは中世の修道院で復活祭を迎える際に守護聖人へのお供えものとして焼かれるようになり、現在もポルトガル各地でいろんなタイプのものが焼かれています。焼き方もさまざまで、しっかりパサパサになるまで焼き上げるものもあれば、中がトロリとした半生の状態で仕上げるものなど、バリエーションがあるそうです。パォン・デ・ローの写真が見られるサイトを下にリンクしておきます。

   ・中がトロリとしたパォン・デ・ロー


(2)スペインの「ビスコーチョ」(スペイン語:bizcocho)

もうひとつの説は、スペインの「ビスコーチョ」と呼ばれるお菓子で、元は乾パン状だったらしく、船乗りの保存食として大航海に重宝されたそうです。16世紀末頃から柔らかくスポンジケーキのように焼き上げるレシピもでき、現在ではいろんなビスコーチョが作られています。

   ・平たいビスコーチョ
   ・携帯食といった感じのビスコーチョ




はてさて、どちらのお菓子が「カステラ」の原型なんでしょう?!

南蛮菓子の原型を求めてポルトガルで調査された研究者(荒尾美代さん)は、スペインの「ビスコーチョ」に軍配をあげています。もし、それが本当だとしたら、カステラのルーツはスペインで、運んできたのがポルトガル人ということになりますが!

下のリンクで荒尾さんが書かれた「南蛮菓子と砂糖の関係」についての記事を読むことができます。ポルトガルで撮影された「パォン・デ・ロー」と「ビスコーチョ」の写真も掲載されていますので、よかったらどうぞ。

   ・南蛮菓子と砂糖の関係

いずれが原型であったとしても、室町時代後期頃に日本にもたらされたとされる西洋のお菓子が、その後、日本人の口にあうように改良され、現在のようなカステラへと発展していったという事実は興味深いなと思います。

初めてカステラを作った時に書いた記事でもふれましたが、カステラのルーツの話をスペイン人やポルトガル人にすると、日本に親しみを感じてもらえ、カステラを食べながら話がもりあがります。Aちゃんの他にも、フラメンコ教室の先生や受付の人たちにも食べてもらう機会がありましたが、しっとり上品なカステラの味を気にいってもらえたようでした。

「パォン・デ・ロー」と「ビスコーチョ」を食べる機会ができたら、食感や味をカステラと比較してみたいなと思っています!



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P.S.

カステラを気に入った夫は、4日ほど続けておやつに食べてましたが、5日目あたりになって、「しばらくカステラは食べたくない」と。 そりゃ、そーでしょ。一人でカステラを1本半も食べたんだから (^^;)  食べたカステラは「五三焼き」でしたので、普通のカステラよりも卵黄の割合が多く(卵黄5:卵白3で焼いたもの)、かなり濃厚。それもあきてしまった理由の1つかもしれません。リッチな五三焼きもおいしかったですが、私はどちらかというと、普通のカステラのほうが好きかも。

ザラメが手に入ったら、カステラ型の底にザラメをしいてプレーンなものを作ってみたいと思ってます。ザラメを敷いて焼く場合、特に何か気をつけたほうがいいことがあるのかな?

      
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2009-01-30 (Fri)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)

ロースト・ベジ & ニョッキ

冬になると、ロースト・ベジタブルが食べたくなります。

今回はうちにあった野菜だけを使ったので、赤ピーマンとバターナッツ・
スカッシュ(かぼちゃに似た野菜)の2品しかローストしませんでしたが、
それぞれの野菜の甘みがローストする過程で引き出されてとてもおいしか
ったです。


bangohan


ニヨッキはお店で買ってきたものをゆでて、ペスト・ジェノベーゼを
混ぜた楽ちんの一品。忙しい日の晩ご飯に重宝しています

冬は根菜がおいしくなるので、いろんなものをローストします。
日本では見ることがなかった根菜もあって、初めて食べたときはドキドキ
しましたが。

以下、我が家でよくローストする根菜をリストして、それぞれの写真が
見られるようにリンクしました。よかったらどうぞ!


・バターナッツ・スカッシュ
  味はかぼちゃに似ていて、水分がやや多目。ひょうたんみたいな形をしている
・ビートルート
  深紅の根菜。ローストすると甘みがまして、とてもジューシーに
・パースニップ
  香りのとてもいい根菜。ニンジンに形が似ている。天ぷらにも good!
・セロリアック
  これまた香りのいい根菜。繊細なお味で、スープにもよく使われる


この他、ニンジンやサツマイモもよくローストします。
それぞれの野菜の味を楽しみたいので、ソースなど何もかけずにいただくことが
多いですが、自家製バジルのペスト(ペスト・ジェノベーゼ)を少しつけて食べる
ことも。

みんなはどんな野菜のローストが好きかな?



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2009-01-29 (Thu)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

初めての「おうち和食」

携帯の受信環境が悪いらしく、コルドバ出身の友だち、Aちゃんに電話が
つながらないままだけど、あれからまた何度かメールでやりとりができた。
退院した家族の具合は順調で、喜んでいると。

Aちゃんとの思い出をもう少し書いてみようと思う。

私と出会う前に、Aちゃんは1回だけ和食を食べたことがある。
感想を聞いたところ、遠慮がちに「(にぎり寿司の)魚がくさくてダメだった」と。

気の毒なことに、鮮度の悪い魚を使った寿司を出されてしまったようだ。
和食はヘルシーでおいしいと、スペインでも人気があるけれど、以来、
Aちゃんは和食に手を出したことがないという。


azahara3


ある国の料理を最初に食べた時に、こういう悪い経験をしてしまうと、進んでまた
試してみようとなかなか思えないの人情だ。

「臭くてまずかった寿司」=「和食」

という図式が、Aちゃんの頭にこのままこびりついてしまっては大変だ。
日本人として、これはほおっておけない。
「chocolata* (チョコラータ)、ここは君の出番だ」ー 頭の中で声がした! 


   「この週末あいてたら、うちに晩ご飯にきて!!」

気がついたら、Aちゃんを誘っていた。  



azahara1


作った料理の献立はこんな内容。

   ・キュウリと赤ピーマンの細巻き
   ・スモークサーモンの手まり寿司
   ・インゲンの黒ごまソース
   ・チキンの南蛮漬け
   ・ジャガイモと玉ネギの味噌汁

Aちゃんの口にあうかな~?
ひとつでも、ふたつでも、おいしいって思ってもらえたらいいんだけど。


azahara4


Aちゃんは「おはし」を使ったことがないと聞いたので、ナイフ&フォークも
テーブルに。でも、「日本人みたいに、おはしだけを使って食べてみたいから、
使い方おしえて」と。

もともと器用な人なんだろう、Aちゃんはすぐにインゲンをつまめるようになった!

今日は最後まで、おはしでいくと決めてるふうだったので、一応、Aちゃんに
警告しておいた。

   「おはしに慣れてないとね、だんだん手がひきつってくるのよ~。
    だから無理しないでよ!」


azahara2


Aちゃんは、いったん決めたらトコトンがんばる人。細巻きも
ショウガも、お味噌汁の柔らかい具も、全部おはしで食べてしまった。

気がついたら、お皿に取り分けた料理をすべて平らげて、おかわりまで
してくれた。よかった!


食後は、日本で私が撮った写真をMACでスライドショーにして、
桜咲く京都を一緒にバーチャル観光。「都をどり」の舞妓さんや、
満開の桜の下でお花見している日本人の写真などがAちゃんの目を
ひいていた。

デザートをすすめたところ、ご飯だけですっかりお腹が一杯だという
返事が返ってきたけれど、「手作りのとっておきの和菓子」だと話し
たら、Aちゃんの目がキラーンと光った!

   「じゃあ、ちょっと、ひとくち」

待ってました、その返事!


いそいそとキッチンに戻って、お盆にのせてきたのがコレ↓
じゃっ、じゃ、じゃ~ん!!


kazutera400


これは、michoumamaさんから教えてもらったレシピで作ったカステラ。
Aちゃんに食べてもらいたくて、初めて作ったもの。

ちゃんとふくらんでくれるかどうか、できあがるまでドキドキだったけど、
レシピ通りに作ったら、うまく出来上がった♪ 焼き型を新聞紙で作る方法
michoumamaさんに教えてもらったので、ほんとの「手作り」!

最初、「一口だけね」と言ってたAちゃんだけど、かる~く1切れ目をクリア、
結局、2切れ目もペロリ!あとから聞いた話では、お土産に包んで持って帰って
もらった分も、翌朝には消えてしまったらしい


azahara_kasutera


これは、後日、Aちゃんが送ってきてくれた写真。「ほとんど料理をしない人」と
自称していたAちゃんが、カステラを焼いたらしい! 

電動泡たて器を持ってないので、Aちゃんのボーイフレンドとお母さんの
3人がかりで全卵を泡たてて!彼女のカステラにかける意気込みがどれだけ
すごかったか、ひしひしと伝わってくる。

昨日、Aちゃんから届いたメールには、こんなことも書いてあった。

「電動泡たて器を買ったよ。いつでも簡単にカステラが作れるようにね!」


カステラの輪が世界に広がって笑顔の人が増えていく。
michoumamaさん、どうもありがとう!



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2009-01-28 (Wed)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

ガリシアからの贈り物

今日は、2日前に出したクイズの答を。


casta1


たくさん穴があいた茶色のふた付き陶器。スペイン北西部にあるガリシア
地方に住んでる友人から夫がもらったもので、キッチンで使うものだと
前回、話をしました。

いろいろ使い方を想像して、コメント欄に答を残してくださった皆さん、
ありがとうございました。珍答もあって、笑わせてもらいました ♪


casta_2


ご覧の通り、これは火にかけて使うものです。

そして、中に入れる材料はというと・・・


    
      

     

        

            
          

          


     



「栗」です!


casta2


スペイン語で「栗の実」は「カスターニャ」。
その栗を煎るの使うこの道具を「カスタニエロ」と呼びます。

まず、カスタニエロ弱火にかけてあたため、そこに包丁で鬼皮に浅く切り目を
入れた栗を重ならないように並べます。途中でハンドルをにぎって中の
栗をひっくり返しながら10分ほど煎り続けると、↓のような焼き栗が ♪


casta4


布の上に栗を取り出して、熱々の栗の皮をむいていただきました。
オーブンで焼いた栗よりも皮が簡単にむけて、少し栗が冷めてからでも
パリン、パリンという感じで皮をとることができました


casta5



キッチンのカウンターの前に夫と並んで立ったまま、まるで競争するみたいに
次から次へと皮をむいては口の中にポイッ!

こんなに簡単に、おいしい焼き栗が作れるなんて、これはすごいキッチン・
グッズです!長いこと使わずに眠らせていたなんて、ほんと、もったいない
ことをしました。

これから、ガリシアの友だちにお礼のメールを送らなきゃ!


casta6


・・というわけで、正解は「焼き栗を作る道具」でした!!


見事、クイズに正解されたのは、なんとお一人だけ!
Chez Panipopo の panipopoさんでした!お菓子の夢先案内人は、お道具クイズにも強い!
正解された panipopoさんには・・

   しまったぁ~、焼き栗、全部食べちゃった!残ってるのは鬼皮だけ。
   ごめんなさ~い!!


それから、いただいた回答の中でいちばん笑えたのは、「蚊取り線香入れ」。
たしかに、キッチンで使うこともあるし、そういえば、それっぽくも見える ?!
フタの取手に渦巻きが描いてあるし!
ディテールまで観察した上での回答とお見受けしましたっ!

珍答をくださった、ゆっくりBakingな暮らし@cafeパート?の michoumamaさん
我が家に笑いをありがとうございました!


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2009-01-27 (Tue)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)

コルドバからの贈り物

スペインで知り合ったコルドバ出身のAちゃんが、去年のクリスマス休暇に
コルドバでとった写真をたくさん送ってきてくれた。


cordoba57


Aちゃんから、うれしいお誘いをもらったのは去年の12月初め。

   「クリスマスにコルドバの叔母のとこに行くんだけど、よかったら
    遊びに来ない?あちこち案内したいところがあるから!」

「ぜひ!」とこたえたいところだったけど、あいにく先約が入ってしまっていた。
夫の実家でクリスマスと。


cordoba61


フラメンコが縁で知り合ったAちゃんは、私がコルドバにすご~く行って
みたいことをよく知っている。今回、コルドバを訪ねることができない私に、
ここも見せてあげたい、あそこにも連れていってあげたいと思ってくれたの
だろう。街のあちこちで彼女がパチパチと撮影してくれた写真のプレゼントは
合計48枚にものぼる。

どれも、素敵な写真ばかり。


cordoba35


"MUCHO TRIGO" (たくさんの小麦) なんておもしろい名前がついた通りの
写真も入っていて、一枚一枚にAちゃんがこめてくれたメッセージを楽しみ
ながら写真を見ていると、まるでAちゃんと一緒にコルドバの街を歩いてる
ような気分になった♪

1週間ほど前にAちゃんにメールでたずねた。

   「コルドバの写真、私のブログに載せてもいい?」


cordoba13


昨日、メールで届いた返事にはこうあった。

  「いいよ、何枚でも好きに使って!
   日本語読めないけど、私の撮った写真がブログに載るとうれしいから!
   返事が遅れてゴメンね」

メールにはまた、彼女がいま、遠方に住んでいる家族の手術の付き添いで
急に仕事を休んでいると書いてあった。あと1週間ほど介護休暇をとって
様子をみるつもりだけど、順調に退院の運びとなったから大丈夫、心配
しないで、とも。

メールの結びに、「コルドバの写真、早くブログに載せてね!」と
Aちゃんは書いていた。それを読んで私はいまこの記事を書いている。

今日の夕方ごろには、Aちゃんに電話がつながると思う。
声が聞きたい。



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2009-01-26 (Mon)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)

アップル・パイ

アップル・パイが好き


applepie1


レシピ本のアップル・パイを見ているだけで幸せになるくらい。だから、作ろうと
思った瞬間、アドレナリンが体のすみずみまで走り始めて、わくわくしてくる♪

食べたいとなると、パイ生地を一から作る時間が惜しくて、伸ばすだけでいい
パイ生地を使ってしまいがちだけど

その上、性格のアバウトさが出てしまい、生地をきちんと測って飾り用の短冊を
とらないもんだから、できあがりはたいていこんな感じ。



applepie2


それでも自分で作ったパイはやっぱり愛らしく見える。
親の目に映る我が子と似たものがあるのだろう。

オーブンの中で焼けてるパイを眺めては目を細め、黄金色に焼けた熱々の
パイをオーブンから取り出しながら、ほめ言葉が口をついて出てくる

 「まあ~、ラティスの太さのアンバランスが微妙な美しさを・・」

とかなんとか (^^;)


applepie3


手抜き手作りパイだけど、ホームメイドのいいところは、自分の好きなものを
好きな甘さに仕上げられるっていうところ。1ピース目をペロリと平らげて、
2ピース目に手を伸ばすとき、「りんごの甘さは控えめだから」と言い訳が
しやすくなるし!

今回はりんごのフィリングをちょっと長目に煮てしまったので、ジャムに近い
感じになってしまった。それはそれでおいしかったけど、りんごの形が少し
残ったパイの方が好きなので、次は気をつけようと思ってる。

でも、やっぱりアバウトだから、次も似たようなものができてしまうかも



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P.S.

このパイは、大学院の勉強で忙しくしていた寮住まいの友だちを呼び出して
一緒に食べました。お店で売ってるパイやケーキは甘すぎて、ちょっと閉口
してる私たち。「甘さ控えめのパイよ」というキャッチフレーズにひかれ、
彼女は悪魔の誘いにホイホイ乗って来てくれました。

外国語で授業を受けて、課題のために横文字の本を山ほど読んで、ようやく
書きあげたものをネイティブにチェックしてもらってから修正し、締切日
までに提出するのは、ノンネイティブにとってすごく時間のかかる作業です。

実際どのくらい時間がかかるかというと、母語(日本語)で同じ課題をやる
のに丸1日かかるとすると、3倍にあたる丸3日くらい必要です。
それくらい時間をかけないと、出来上がりのレベルが満足できるものになら
ないことが多いのが現実。頭の切れる人はもう少し早くできるのかもしれま
せんが、私の場合、たいていこのくらい時間がかかってました。

寝る時間を削ってそんなことを繰り返していた自分の留学生活を振り返ると、
毎日の生活で課題のことを忘れてくつろぐことができたのは、シェアして
住んでたアパートのキッチンでご飯を作る時間と、友だちとおしゃべりする
時間だったな、と。

お菓子を作る時間も道具もなかった当時。4畳半の広さの自分の部屋と大学と
図書館の3カ所を行ったり来たりして課題に明け暮れてました。でも、やり
たいと思ったことに打ち込める毎日はとても充実していました。何年も社会
人を経験してからの留学だっただけに、そんなふうに過ごせる機会を得たこ
とをよけいありがたく感じたのかもしれません。

思い出話におつきあいくださってありがとう!



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2009-01-25 (Sun)  |  my sweets  |  トラックバック(0)  |  コメント(5)

これ、な~んだ?!

castaneros


写真にうつってる渋い茶色のふた付き陶器、何に使うものかわかりますか?

スペイン北西部にあるガリシア地方に住んでる友人から、かなり前に夫が
もらったものなんですが、ずっとしまったままになっていたらしく、つい
最近、私は目にしたばかり。

キッチンで使うものなんですけど、インテリアとしてもなかなかいい表情を
してるでしょ?!

これで、あるおいしいものが作れてしまうと夫から聞いて、じゃあ早速
作ってみようということになったんですが、正しい使い方がわからないので
贈り主の夫の友だちにたずねることになりました。

返事がきたら、その「おいしいもの」をこれで作ってみようと楽しみにして
いるところです♪

みなさんも、どうぞいい週末を!


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料理のつくれぽです!

野菜だけでおいしく作る料理がいっぱい紹介されたりいこさんの「831カフェ」。
ちょくちょく私はレシピをいただいてるんですが、よく作っているのが
ゴマの風味豊かな「ワカメスープ」。とにかく簡単でおいしいんです!

r_wakamesoup

今回は、りいこさんのレシピにお豆腐をたして、片栗粉でちょっととろみをつけて
みました。ワカメに干し椎茸、白ゴマにネギと体にいいものばかり入っています。
ごま油とショウガと醤油のいい香りがするスープになりました。

りいこさんのオリジナル・レシピはこちら! 他にもおいしい野菜料理が一杯
紹介されてますので、ぜひ遊びに行ってみてください。

      
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2009-01-24 (Sat)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

もう少し、アルハンブラの思い出♪

alhambra_mizu


ギター独奏曲、『アルハンブラの思い出』(Recuerdos de la Alhambra)。

難易度の高い演奏テクニックを要する、トレモロ奏法を使ったこの曲。
好きな人も多いと思う。私は高校時代にクラシックギターを習う機会があって
誰かがこの曲を弾いているのを初めて聞いた瞬間、心を奪われた。

作曲者はフランシスコ・ターレガ 。

19世紀半ばにスペインのバレンシア州で生まれ、マドリッド音楽院で作曲と
クラシックギターを学んだ彼は、高度なギター演奏テクニックと画期的な
弾弦法を用いた作品を次々と発表した。ターレガは、20世紀のクラシック
ギターを基礎付け、独奏楽器としてのギターに対する関心を高めていくことに
大きな貢献を果たした作曲家、ギタリストとして名高い。


al_gene_fountain


『アルハンブラの思い出』は、ターレガがアルハンブラ宮殿を訪れたときに
見た噴水をイメージして作った曲といわれる。

低音部の弦が奏でるゆったりとした、ちょっと切なくなるようなメロディ。
そして、高音部の弦が織りなす繊細なトレモロのあの旋律は、噴水から
優しく流れる水の音を感じさせてくれる。

この曲を聴くたびに、私はそっと目をとじて、まだ見たことがないアル
ハンブラ宮殿をなんども想像した。「いつか訪ねてみたい」と念じながら。
まさか、将来自分がスペインに住む機会があるなんて考えもせず。


al_lion



去年の秋、アルハンブラを訪れるチャンスに恵まれた時は本当にうれしかった。
今月、このブログで7回にわたってアルハンブラ旅行の思い出をつづりながら
BGMで何度も聴いたのはこの曲だった。もちろん、グラナダ滞在中も愛用の
MACのiTUNEで何度も聴いた。アルハンブラの噴水の水音に耳をすませては
この曲のメロディが口をついて出てきた。

今日、この記事を書こうと思ったのは、有名なギター奏者によるこの曲の
演奏をYouTubeで簡単に聴けることがわかったから。

実際にいくつか聴いてみると、同じ曲でも弾き手によって演奏スピードが
ずいぶん違ったり、感情移入のしかたも違ったりして、いろんな演奏を楽しむ
ことができる。自分の好きな演奏の『アルハンブラの想い出』を探してみるのも
面白い。

奏者によって使っているギターの弦の数が違ったりもして、よ~く聴き比べて
みると響きの違いに気づいたりもする。


al_funsui


私が気に入っている2人のギタリストの演奏が聴けるサイトはこちら↓

ひとつは有名な日本人ギタリスト・村治香織による、ゆったりとした速さの演奏。

   『アルハンブラの思い出』 by 村治佳織

もうひとつは、この曲を奏でさせるなら「この人」と言わしめさせた、スペインの
天才ギタリスト、ナルシソ・イエペス (Narciso Yepes) による演奏。
私はどちらも大好き。

   『アルハンブラの思い出』 by Narcico Yepes

ENJOY!


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<あとがき その1>

イエペスは、映画『禁じられた遊び』の音楽の編曲・構成、演奏をギター1本だけで
行なって、その映画が公開されると、メインテーマ曲「愛のロマンス」が大ヒット
したことでよく知られています。そういえば私も、「愛のロマンス」をよく練習し
ました^^

イエペスは10弦ギターを考案し、世界に普及した功績でも知られる天才ギター奏者
ですが、晩年、病魔に冒され、ドクターストップをかけられても、最後の最後まで
舞台に上がって10弦ギターで演奏をし続けました。そんな彼の信念は、
「芸術は神のほほえみである」。

アルハンブラに残るイスラム建築芸術もまた、「神のほほえみ」にあふれるものだっ
たと、あの日、自分の目で見て感じたアルハンブラを思い出しているところです。


<あとがき その2>

パニポポさん、なーさん、モニちゃん、エミリオさん、かおりさん、りいこちゃん、
すったもんだの末に何とか完成させた「いちごミルクのムース・ケーキ」の記事に
あったかいコメントをありがとう!
また、がんばろう~って、元気りんりんになりました^^
そっと、応援クリックしてくださった方も、本当にありがとう!
      
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2009-01-23 (Fri)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

いちごミルクのムース・ケーキ

1週間ほど前に、なーさん(アラサー料理研究@家)のところで見た
「イチゴミルクムースケーキ」に一目ぼれ。

なーさんに「白と黄色のシマシマ」がおしゃれな生地の名前をたずねたら、
すぐにお返事をくださって、おまけにレシピまで教えてもらった!

メレンゲ生地とビスキュイ生地でストライプを作るなんて技を使うのは初めてだったので、
もらったレシピを読んで躊躇したけれど、なーさんが作り方のポイントをていねいに
まとめてくださったので、うまく作れるかもしれないという気がしてきた。

なーさんは研究熱心で、ブログにはメレンゲの作り方を科学した記事まであって、
こちらもとても参考になりました。


hanayellow


なーさんのこのケーキには、とってもおいしい「いちごミルクのムース」が使われていて、
そのレシピはお菓子の夢案内人、Chez Panipopoのパニポポさんが考案されたもの。

前にパニポポさんのブログでこのムースを使ったケーキ見て、優しい色のこのムースを
作ってみたいと思ってたので、がんばって挑戦してみようということに!
パニポポさんのレシピも説明がていねいで、ムースを作るのはこれが3回目の私にも
うまく作れそうな気がしてきました♪ 

すっかり勢いにのって「ムース・ケーキ・プロジェクト」にとりかかったのは
よかったのですが、ムースの材料のひとつ、板ゼラチンがすぐに手に入らず、
粉ゼラチンを使うことに。ネットで調べると、板ゼラチンより分量を少なめにして
代用OKということでしたが、どのくらい減らせばいいかはっきりわかりませんでした。

ひとりで悶々としてても解決しそうにないってことは明らかだったので、
パニポポさんにSOSを発信。ご主人のバースディ・ケーキ制作で忙しくされていた
にもかかわらず、すぐに返事をくださって、とってもうれしく思いました


そして、奮闘の末についに出来上がったケーキがコチラ↓


ichigocake0


「いちごミルクのムース」がほんのり優しい色に仕上がって、流し缶で固めた
ムースの側面にはイチゴが行儀良く並んでます。ムースが上にのせた生地より
はみ出してしまってますが、これも素人が作る手作りのご愛嬌!

この写真だけ見ると、まずまずうまく作れたようにも見えるんですが、昨日の
記事で告白したとおり、作ってる途中でいっぱい失敗をしてしまいました。
人は失敗から学ぶといいますので、以下、私の失敗記です。
長いので、お暇のある方だけどうぞ~(^^;)


<失敗その1>

メレンゲ生地とビスキュイ生地を焼く時、オーブンのセッティングを誤って
上火の強いダイヤルを選んでしまい、生地の上面に焼き色がついてしまいました


biscuit_kiji


途中で気がついて、あわてて設定を変更し、アルミホイルを生地の上にかぶせて
レスキューしましたが、きれいな白に仕上がるはずのメレンゲが薄茶色になって
しまいました。作り直すパワーがなかったので、最後に粉砂糖をふってお化粧して
ごまかすことにしちゃいました


<失敗その2>

これも生地の失敗なんですが、メレンゲ生地とビスキュイ生地を絞り出すときに
絞り出しの幅を均等に調整できず、ところどころビスキュイ生地が太くなって
しまいました。なーさんの写真で見た美しいシマシマ模様の生地とは全く別の
代物に仕上がってしまいましたが、作りながら切れ端を食べたらおいしかったので、
見栄えの悪さは目をつぶることに


とりあえず、ケーキ作りの前半終了!

次は、いちごミルクのムース作りです。
プリンタの調子が悪くてパニポポさんのレシピを印刷できなかったので、
手書きしたレシピのメモを持ってキッチンへ。


macapple


レシピどおり、まずはお鍋につぶしたイチゴと砂糖を入れて火にかけました。
すぐにイチゴのいい香りがしてきて、幸せ気分♪ これまたレシピどおりに
ミルクを加えて火を通し、優しいピンク色になったお鍋のいちごソースに
う~っとり。ムースの出来上がりは近いと、ウキウキしてきました。


事件は、その時起こりました

<失敗その3>

夕べ、寝ぼけまなこで書き写したレシピのメモに間違いがあったのです。

お鍋の中身にふやかしたゼラチンをよくとかしてからお鍋のあら熱を取り
さらにもっと冷やしてとろみが出てから7分だての生クリームを2回に
わけていれないといけないというのに、メモには生クリームのことをすっかり
書き忘れていました。

そうとも気づかずに、流し缶に生地を敷いてイチゴをきれいに並べ、そこに
固まりかけた「いちごミルク」を注いだところ、どうも分量が足りません!
あわててパニポポさんのレシピの記事をチェックしなおして誤りに気がつき
ました。ホイップした生クリームを混ぜないとムースになるはずがないのに、
こんな基本的なことにどうして気がつかなかったんだろう・・

覆水盆にかえらず!


ichigocake1


仕方なく、ムースを作り直すことにしました。

幸い、作り直すのに必要な材料はすべてあったので、今度は生クリームをを
忘れずに入れて作りました。でも、生クリームを入れるタイミングが早すぎた
ようで、ムースがなかなか固まってくれませんでした。この状態で型にいれると、
後で型から出す時にムースがグチャグチャになりそうな気配が・・

パニックになりそうでしたが、ムースをもうちょっと冷やして様子を見ることにして、
その間に、流し缶に敷く生地を作り直すことにしました。最初に作った生地の半分は
無事残っていたので、これをケーキに上にのせることにして、ケーキのボトム用だけ
作りました。見えない部分に使うので、シマシマにするのはあきらめて、全卵2つと
砂糖だけを使った手抜きの生地を焼きました。

これで、とりあえず生地の方はどうにかなりましたが、問題はやはりムース。


<失敗その4>

ムースをボウルに入れたまましばらく冷蔵庫で冷やしてみたのですが、ゆるゆるの
状況はかわらず・・

追いつめられた私は、なんと寒天パウダーを使って固めるというとんでもない作戦に
出ました。ここまでくると、ちょっとでも固まってくれればラッキーといった感じで、
もう神頼みの状態でしたが、寒天パワーは偉大でした。鍋で温め直したムースに、
水に寒天パウダーを振り入れて戻したものを加え、あら熱をとって冷やしたところ
なんと、うまく固まりそうな感じになってきました!

でも、このままだとつるんつるんの寒天になってしまいそうな気がしたので、
急きょ、卵白1個分のメレンゲを作って寒天入りムース液に混ぜ込みました。
ムースがだめなら「泡雪かん」でもいいやと。(これって、やけっぱち!?)

この時点で、すでに「ムース」と呼べるものじゃなくなってしまった気もしま
したが、最初の失敗でケーキ1個分のムースをゴミ箱行きにしてしまったので、
何とか今回は救済したいとという思いが強く。。


そして、運命の時がやってきました。

流し缶に入れて冷蔵庫で1時間ほど冷やしたムース・ケーキをいよいよお皿に取り
出したところ、あっちゃあ~、 ムースが柔らかくて崩れ出してきちゃいました↓


ichigocake_disaster


ところどころグチャっとイチゴも外にはみ出してきて、思わず手で中に押し込みたく
なりましたが、さわるとよけいに崩壊しそうだったので、ケーキをお皿にのせたまま
冷蔵庫に入れました。冷やせばムースが少しかたくなって、それから押し込み作業を
すれば何とかなるかもと思って。

使った道具の片付けをしながら自分の失敗の数々を思い出し、なんだかど~んと
落ち込んでるところに夫が帰宅してきました。失敗したムース・ケーキを見せた
ところ、「おっ、おいしそう!上手にできてるよ」と、優しいことを言ってくれて、
ちょっと救わた気分に  (よっぽどお腹が減ってただけかも !?)

ケーキ作りでぐったりしてる私をみかねたのか、その夜は夫が「ホウレンソウの
リゾット」を作ってくれました。(ありがたや~)


夕食後、ソファに陣取って『スター・トレック』の古いエピソードをDVDで
見ながら、本日の私の大作、「いちごミルクのムースケーキ」を食べることに
なりました。


ichigocake_piece


小さく切り分けると崩壊するのではと恐れていたのですが、冷蔵庫で冷やしている
うちにムースがほどよく固まってくれて、きれいにカットすることができました。

寒天のようになるのではと心配していたムースですが、柔らかくムースっぽく
仕上がってくれてました。ひと口ケーキをほおばると、やさしいイチゴの味が
広がって、とてもうれしくなりました♪ なーさんに教えてもらったソフトで
かる~いシマシマの生地とムースの相性がぴったりで、夫も私もぱくぱく!
ハッピィなデザートタイムに


他にもいろいろ小さいミスをしちゃいましたが、終わりよければすべてよし!

かなりパニクリまくって作ったケーキですが、いつかまた、腰をしっかりすえて
きちんと作ってみたいと思っています。今度は寒天のお世話になることなく


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P.S.
なーさん、パニポポさん、ステキなレシピをありがとうございました!
作ってる途中であれこれレシピにないことをやっちゃいましたが (^^;)
お二人からいただいたレシピじゃなかったら、途中であきらめてしまってた
かもしれません。次に作るときにはこの記事をしっかり読み返して、同じ
ミスをしないようにと思ってます!

長い記事に最後までおつきあいくださった方、ありがとうございました!
飛ばし読みして、ここまでたどりついてくださった方も、ありがとう
ございます^^

      
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2009-01-22 (Thu)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)

失敗もさらりと(すり)流して !?

今日はちょっと落ち込んでいる。

気合いをいれてケーキを作ったというのに、次々としょーもないミスを連発。
なんとかフォローをいれて出来上がったけれど、その写真をアップする気に
ならないこの憂鬱よ~


macapple


つかれた~と思いながら、気を取り直して愛用のMACの前に座った。

ゆっくりと好きなブログを訪問しておいしそうな料理の写真を見ているうちに、
だんだん元気が出てきた。そして、「台所劇場」の桟敷席に座ったときには
ニンマリ笑顔になっていた。

   これよ、コレ!
   今の私に必要なのは!!


hakusai_surinagashi


キッチンへ走って手鍋を取り出し、やおら作り始めた。

モニちゃんみたいにおダシからとる気力はなかったけど、カツオと昆布のおダシで
とにかく白菜をグツグツ。湯気と一緒に白菜のやさしいにおいがお鍋から立ちのぼり、
うれしくなってきた。



hakusai_surinagasi2


モニちゃんが用意してくれてたレシピは、「梅柚子風味・白菜のすり流し」
梅干しをきらしているので、かわりに山芋のすりおろしを仕上げに入れてみた。

できあがった熱々のすり流しに柚子胡椒を少し入れていただいたら、体が芯から
温まり、元気が湧いてきた♪ のどごしがやさしくて、舌の上でかすかに感じる
白菜のやわらかな繊維がとってもいい感じ。

ほんとはモニちゃんのみたいに、白菜のうす緑に梅干しのやさしい紅色がほんのり
っていうのを作ってみたかったけど、今日はこれで十分幸せ

モニちゃん、ありがとね。



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P.S.
明日は覚悟を決めて、ミスだらけケーキの写真をアップするつもり。今晩のデザート
にと思って作ったんだけど、夫に見せるのもちょいと気がひける作品 (^^;)
誰かを呼んでのディナーのデザートじゃなくてよかった!

でも、このケーキを作るにあたって分量のこととか質問させてもらい、親切にいろいろと
教えてもらったお二人に失敗報告をするのが悲しいなぁ~。失敗もお勉強のうちと開き
直るしかないかな (^^;)

      
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2009-01-21 (Wed)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

洋梨のパイ

洋梨が好きな友だちが遊びにきてくれた時に作ったパイです。
ひとり分ずつ、小さく作ってみました。


pearpie


焼きたてのサクサクパイに、白ワインの風味豊かな洋梨のコンポート、
カスタードクリームに、甘さ控がえめの生クリームという組み合わせは、
なかなかヘブンリーでした♪

冷蔵庫にあるものを使って、分量を量ることもなく適当に作ってしまったので、
作り方の手順だけ書いておきます。



まずはパイ生地を用意します。

・お店で買ったものを伸ばして
・長方形(4x9センチ)を偶数枚とります。
・カットする時にちょっと斜めに切るほうが見た目に変化が出ていいみたい。
・オーブンで焼いてさましておきます。


pearpie1



次に洋梨のコンポートを作ります。私は前日に他のデザートのために作った
あまりを使いました。前夜に作っておくと楽ですよ~!

・洋梨を煮るためのシロップを作ります。
 私は白ワインをベースに甘さをおさえ、大人の味にしました♪
・洋梨は皮をむいて縦半分に切り、芯をくりぬきます。
・シロップにシナモンを1本入れて梨が柔らかくなるまで煮ます。
・火からおろしたら、そのままシロップの中で梨をさまします。
・さめたら、梨をうす~くスライスします。
・きれいに飾り付けできるよう、スライスした梨をまな板の上に少しずつずらして重ね、
 パイにいい感じでのるようにしておきます。
・まな板にキッチンペーパーをしいておくと、梨の余分な水分をすってくれて
 あとでデコレーションする時に楽です♪


好きなクリームを用意します。私はカスタードクリームとホイップクリームを使いました。


pearpie2


携帯のカメラしか手元になく、ちょっと小さな写真になっちゃいましたが (^^;)、
わりとおいしそうに撮れたかな~ ?!



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2009-01-20 (Tue)  |  my sweets  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)

スペインのカフェのケーキ

v_cake1


フラメンコのクラスメート、コルドバ出身のAちゃんと教室の近くにできた
かわいいカフェに入った。

実は、もう少し先にある別の店に行くつもりだったんだけど、このカフェの
ショーケースに飾られたケーキがおいしそうで、二人とも目が釘付けに!


v_cake2


どのケーキもおおらかなスペイン人が作ったんだな~って感じで、情熱たっぷり
デコしましたって雰囲気があるというか、スペインの微妙なアバウトさまでもが
漂っているところもいいなと思って♪

この日は、仕事帰りのAちゃんの車で、夕日ウォッチングの名所、アルブフェラ湖に
連れて行ったもらい、フラメンコのレッスンまで1時間半ほどあったので、ちょっと
コーヒーでも飲んで一息いれることにした私たち。

こーんなケーキを目の前にして、コーヒーだけですむはずはなく、お店に入る
なり、カウンターのショーケースの前にへばりついた二人 (^^;)


v_cake3


お店の中には小さくカットしたケーキも置いてあって、私はブラックベリーの
タルトを注文。「あそこの席を取っておいてね~」というAちゃんの指さす
テーブルへ歩いて行って、座席を確保。

注文を終えたAちゃんが席までやってきて、「だんなさんへのおみやげに何か
ケーキを買ってかえる?」ってたずねてくれたけど、最近甘いものを食べ過ぎ
気味の夫の体を気づかって (!?)、「ううん、買わない」と返事。
「かわいそうよ、だんなさん。ケーキの話を聞いたら」とAちゃんが言うので、
「じゃ、ケーキの話はしないようにする」と、どこまでも冷たいワタシ (^^;)

一方、こころ優しいAちゃんは、ケーキ大好きのボーイフレンドのために
いくつか彼が好きそうなケーキを包んでもらってくると言って、カウンターの
ショーケースへ引き返して行った。


v_ekimae


しばらくして席に戻ってきたAちゃんと、おいしいコーヒーとケーキで幸せ気分に
なりながら、気がついたら外国語会話の教えあいっこを始めていた。

私は習いたてのスペイン語でAちゃんに話しかけて、Aちゃんが私の質問に
簡単なスペイン語で答えくれたり、私のスペイン語の間違いをAちゃんが
英語で説明してくれたりして、私はスペイン語を練習。

Aちゃんは小学校の先生だけあって、教えるのがうまくて我慢強い。
何回も私が似たような間違いをしても、スペイン語の単語を思い出せなくて時間を
とっても、決してイライラすることなく待ってくれる。

ここ数年、英語を話す機会がほとんどなかったAちゃんは、英語を忘れてしまって
困ってるということなので、英会話は私が先生役もどきを担当。


v_colegio


そんなこんなでAちゃんと話をしていると、時間があっというまに経ってしまい、
気がついたらフラメンコのレッスンの時間まであと15分になっていた。

席からあわてて立ち上がって、帰り支度をしている私たちを見たお店の人が
おみやげにAちゃんが選んだケーキを持ってきてくれた。かわいく包装された
包みがAちゃんの前にひとつ置かれたかと思ったら、なんと、私の目の前にも
ひとつ・・

びっくりしてAちゃんを見たら、彼女はいつもの美しいスマイルで
「だんなさんと仲良く一緒にたべてね 」って声が返ってきた!


albufera5


もらったケーキの包みを抱えてレッスンのある教室へ二人でダッシュしてる時、
この日、Aちゃんが見に連れて行ってくれたきれいな夕焼けの景色が、まるで
フラッシュバックのように頭に浮かんだ。

すてきなイヴニングをありがとうね、Aちゃん。



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P.S.
Aちゃんと見に行ったサンセットは思わず息をのむ美しさでした。
去年から私のブログを読んでくださっている方は、覚えてくださっているかも
しれませんね。サンセットの写真をのせた記事へのリンクはこちらです。

バレンシアのサンセット(1)
バレンシアのサンセット(2)

      
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2009-01-19 (Mon)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(5)

そうだ、アルハンブラに行こう! (最終回)

6回にわたってシリーズでアップしてきた、私の「アルハンブラの想い出」。
今日はその最終回。


al_uma1


丘の上に建つアルハンブラを後にした夫と私は、アルバイシン地区へ。
元々はイスラム教徒の居住地区として発展したアルバイシン。
グラナダで最も古い地域らしい。

ちょうど通りがかった教会の前に、花飾りをつけた馬がいた。
おとなしそうな馬だったけど、驚かせちゃいけないので、ちょっと遠目から
ズームで写真をとらせてもらった。


al_uma2


この日はちょうど週末で、教会の中では結婚式が進行中みたいだ。
式を終えて出てくる新郎新婦を乗せる馬車は三頭立てで、正装した馭者が二人。

スペインの花嫁さんを見ようとしばらく待ってみたけれど、なかなか出てくる
気配なし。もうちょっと待ってもよかったんだけど、サンドイッチをランチに
食べてから6時間も何も食べてないので、夫がお目当てにしているレストランへ
向かうことに。

それにしても、どんなレストランに連れて行ってくれるんだろう!?


al_restaurant


ここが、そのお目当てのレストラン。
実はこのお店、私もいいな~って思っていたところ。グラナダに着いた翌日の夕方、
二人で街を散歩していたときに見かけ、内心、ディナーを食べに来たいなって
思っていたところ。たまたま夫も同じことを考えていたみたい^^

このお店で食べたおいしいディナーの話は前に書いたことがあるので、料理の細かい
話は省略しようと思うけど、青空の下、アルハンブラを見上げながら食事ができる
オープン・エアの屋外席がすてきだった。

スペイン人のディナータイムは、9時過ぎ以降というのが普通なんだけど、
この屋外席ではレストランの夜のメニューと同じものを早めの時間にとることが
できて、お腹ぺこぺこの私たちにはもってこいのお店だった。


artichoke2


上の写真は、前菜に注文した「アーティチョークの天ぷら」。
二人ともアーティチョーク好きなので、それぞれ一皿ずつ頼み、運ばれてきた
料理の写真を撮るやいなや、ペロリと食べてしまった。


aho_de_blanco


こちらは「アホ・デ・ブランコ」という名前の冷製スープ。
まろやかでこくのあるガーリック・スープにはアンダルシア地方の名物料理で、
赤ワインのシャーベットが添えられていた。

10月というのに、この日は半袖でちょうど気持ちいいほどいいお天気だったので、
スープの冷たいのどごしがたまらなかった。


al_res4


これは私がオーダーしたメインディッシュ。なぜか無性に魚が食べたくて。
オリーブオイルで焼いたサバのフィレを塩コショウで味付してしてあって、
これにほろ甘いヒヨコ豆のクリーミィなソースが添えられていた。
夫のメインディッシュもおいしそうだったけど、その写真はまたの機会に^^


al_res1


レストランから見上げるアルハンブラは、ヨーロッパのどこにでもありそうな、
そっけない石造りの建物といった感じで、2日前にそれを初めて見上げたときと
見た目は今日も同じだった。

でも、イスラム建築の粋を集めて作られた豪奢な宮殿があの塔の向こう側に
隠されていることを知ってしまった者にとっては、このちょっと殺風景とも
いえるアルハンブラのたたずまいが、なぜか以前とは違ったもののように
見えてくるから不思議だ。

「また、必ず来ようね」ー 同じことを考えてる夫と目くばせしあいながら、
レストランをあとにした。



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P.S.
夢のように過ぎたアルハンブラでの時間。マジカルとも言えるその空間で、私たちが
見てきたものを6回にわたって写真で紹介しました。グラナダから戻ったあとすぐに
記事を書こうと試みたのですが、なぜか書くことができませんでした。
アルハンブラで見た(というか、見てしまった)ものが、あまりにも日常のものと
かけ離れていて、うまく言葉で表現できそうになかったからというのが理由です。
ここで見てもらった写真から、そんなアルハンブラの持つ迫力や魅力が少しでも
伝わっていればいいのですが。
  
今日の記事で紹介したお料理の過去記事は下のリンクからどうぞ。

  アーティチョークの天ぷら
  ガーリックの白いスープ

      
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2009-01-18 (Sun)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

そうだ、アルハンブラに行こう(6)  緑うるわし

al_lin1


砂漠の多い乾燥しきった土地で生まれたイスラムでは、緑と水をたくみに建設に
取り入れると聞いていたが、居住区にあたるアルハンブラは緑の植栽がとても
豊かだ。

上の写真は「リンダラハの庭」。
ここはレコンキスタの後につくられた庭だとか。糸杉やオレンジの木、天人花やバラが
植えられ、ほっと心休まる空間だ。四方を高い建物に囲まれたこの庭は真夏でも
ほどよい木陰ができるようになっていて、庭の中心にある大理石の噴水のかすかな
水音が涼をさそう。

庭を囲む建物の壁の色がほんのり桃色がかっていて目にやさしく、緑のグラデー
ションがとても美しい。


al_lin2


午後一番からずっと歩き通しだった夫と私は、ここのベンチに腰掛けて休憩させて
もらった。

壁面をぎっしりと埋めるかのようなアラベスク模様の綿密な装飾や、天井一面に
施された鍾乳石状の豪華な飾り天井といったデコレーションに圧倒され続けたあと
だったせいか、静かでやさしい空気が満ちたこの空間がとても心地よかった。


al_lin3


ちょっと色合いの悪い写真になってしまったけど、このリンダラハの庭を建物の窓から
写したのが上の写真。


al_lin5


噴水の水がとまっていて残念だったけど、かすかな水音を聞きながら、暑い日に
ここでのんびりと本を読んだりできたらいいなーと思った。

石造りの噴水のカーブをじーっと見ていたら、植え込みとおんなじような曲線を
描いているように見えてきた。気のせいかもしれないけど、しっかり計算された
調和のとれたデザインのように見える。


    ~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*


砂漠の多い土地で生まれたイスラムでは、緑と水をたくみに建設に取り入れる。
「アラヤネスのパティオ」(天人花の中庭)もそのひとつ。


al_water


ムーア式の回廊がついた建物が水面に映って美しい。この日は少し風があったので、
水面がさざ波だっていたが、無風の日、ここをたずねると、鏡のようにおだかな
水面にくっきりと建物が上下さかさまに写り、それはそれは幻想的だ。


al_lin8


なぜか私は、私はこの写真が好きだ。緑とアラベスク模様が一枚の写真におさまって
それぞれの美しさが調和した美を見せているからかもしれない。


al_town1


前回の記事に載せた、グラナダの街が眼下に広がるアルカサーバ(要塞)の突端の
写真を覚えておられるだろうか。あの写真に写った街はほんのごく一部だったけど、
実はあの先にはこんな景色が広がっている。

左手上方に見える大きな建物は、カトリックの勝利を記念して15世紀末に
建てられたグラナダ大聖堂だ。スペインで一番美しいルネッサンス様式の
教会建造物と言われている。


al_alb1


アルハンブラから見下ろす「アルバイシン地区」の景色はとても美しい。
アルバイシンは城塞都市として設計され、グラナダで最も古い地区にあたる。

急勾配の曲がりくねった道が迷路のようにはりめぐらされた中に、白壁に囲まれた
家々がぎっしりと立ち並ぶ。白壁に糸杉の緑が映えて美しいこの地区は、もとは
イスラム教徒の居住地区だった。


al_green


アルバイシン地区の反対側には、こんな穏やかな景色が広がっていた。
空気が澄んでもっとお天気のいい日には、写真のさらに左手はるか彼方に
シエラ・ネバダ山脈がくっきりと見えるそうだ。


al_res3


ガイドさんなし、付け焼き刃の知識をたよりに夫と歩いてまわったアルハンブラ
だったけど、見るものすべてに感銘を受けて、時間があっという間にすぎていった。

ミネラルボトルの水1本だけ持って、5時間以上も歩き回ったので、上の写真を
撮った頃には、お腹が減ってきた。腹が減っては戦はできぬ。閉業時刻までまだ
時間はあったけど、そろそろアルハンブラに別れを告げることにした。

グラナダ最後の夜は、レストランで何かおいしいものを食べようと意見が一致した
私たちは、アルハンブラの丘の坂道をゆるゆると歩いて下っていった。
時折、アルハンブラを振り返りながら。

もしかしたら、アルハンブラでさっきまで見ていたものすべてはこの世のものじゃなくて、
ムーア人の魔法使いが何百年も前にかけた魔法でできていたんじゃないかという気が
ふとしたからだ。

どうやら、アーヴィングの本を読み過ぎたようだ。
                              (つづく)


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2009-01-17 (Sat)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

そうだ、アルハンブラに行こう(5)  アルカサーバ(要塞)


al_アルカサーバ


「アルハンブラ」と聞くと、日本人の多くは「宮殿」のことを思い浮かべるだろう。
ここが本来、イベリア半島全域を支配したイスラム教徒のムーア人によって築かれた
要塞(アルカサーバ)だったということを知らずに訪ねる人も多い。

ムーア人が肥沃な土地が広がるグラナダに入植を始めたのは8世紀。
イスラム化の進んだ北西アフリカからやってきたベルベル人や、アラブ人がイベリア
半島にどんどん定着し、彼らは原住民から「モロ」と呼ばれるようになった。


al_tores


以来、15世紀半ばまで700年以上も続いたムーア人のイスラム王朝によるスペイン支配。
そして、それを不服とするスペインのカトリック王国連合軍によるレコンキスタ
(再征服活動)がイベリア半島で繰り広げられることになった。

アンダルシアの主要都市であるコルドバ、セビリアが次々とキリスト教国軍によって
奪回されていった13世紀、グラナダはイベリア半島に残るイスラムの最後の砦となった。

そして、レコンキスタは、1492年のグラナダ王国の陥落をもって終わる。
そんなグラナダにおいて、アルハンブラはイスラム王国軍の最後の砦となった。


al_hills


寒風吹きすさぶ1月、無条件でアルハンブラをあけ渡すことになったグラナダ王国
最後のムーア人の王(ボブディアル)は、馬にまたがり、護衛の兵士たちに護られ
ながら荒野を一路南下した。カトリック王たちから与えられた新しい領地 ー 領地
とは名ばかりの荒涼とした山裾にある土地に向けて。

イスラムの騎兵たちは、勇猛さで武勇伝にことかくことがなかった。
この日も騎兵たちは鉄兜にターバンを巻き、腰に半月刀、手には長槍、よろいに
身を固め、その物々しい武者の出で立ちはかわることがなかった。
しかし、敗北を余儀なくされた王につき従う騎兵たちには、かつての武威をみじんも
感じることができなかった。


al_highest torres


アルハンブラを訪ねる人にすすめたい本がある。
ワシントン・アーヴィング (1783‐1859) の『アルハンブラ物語』だ。
紀行文の名作なので、すでに読まれた人も多いと思う。

私は高校時代に読んだ覚えがあったが、すっかり内容を忘れてしまっていたので、
日本旅行を計画していた知り合いに頼んで上下巻を買ってきてもらうことにした。


al_alctop


アーヴィングは19世紀にアメリカ公使館書記官としてスペインに赴任し、
アルハンブラに数ヶ月間滞在する幸運に恵まれた。アーヴィングが訪ねた頃の
アルハンブラは、18世紀に起きた王位継承戦争やナポレオン戦争で荒れ果てて
しまっていたが、そこにまつわる歴史や伝説にアーヴィングは深くひかれた。

レコンキスタの歴史をからめながら、アルハンブラで著者が経験した幻想的な
体験を織りまぜていきいきと書かれた随筆はとても詩情豊かだ。


al_highest torres2


読んでいるうちに、それぞれのエピソードに引き込まれ、華やかななりし時代の
アルハンブラに迷い込んだ気分になったり、イスラム王が去って朽ち果てたアル
ハンブラにあたかもタイムスリップしたような錯覚を覚えたり。

かと思えば、アーヴィングの語る美しいムーア人の姫の恋物語や、モーロの王が
魔法使いの力を借りてアルハンブラに隠した財宝をひょんことから見つけてしま
ったグラナダの庶民と、その財宝を護る役目を仰せつかったモーロ兵士の亡霊と
のかけひきの話に夢中になってしまったり。


al_chime


『アルハンブラ物語』を読んでここを訪ねると、本の中に出てきた塔や部屋が今も
そのまま残っていることに気がつく。娘の身の安全を思う父王の命によって塔に閉じ
こめられ、王に忠誠を誓う侍女によって育てられた美しい3人姉妹の往生たちが、
アルハンブラに捕虜としてとらわれていた敵方の騎士と恋に落ちるロマンあふれる
恋物語の伝説を持つ塔が現存しているし、アーヴィングがこの本を執筆した部屋も
残っている。

アーヴィングがグラナダを訪れた19世紀、アルハンブラはまだ世界に知る人も少な
かったが、この本の出版されるやいなや、アルハンブラの名は英語圏をはじめ、
西欧全域に広く知れ渡っていった。以来、アルハンブラをひとめ見たいという人たちが
世界各国から押し寄せて後を絶たない。


al_funagata


上の写真はアルカサーバ(要塞)の先端部分にあたる。
船のへ先のような形をしているアルカサーバは、アルハンブラ西端に位置し、街の
様子をしっかり監視することができる。写真をよ~く見ると、アルハンブラの建つ
丘がグラナダの街にせり出していることもよくわかる。

アルカサーバにある塔のてっぺんに登っていくと、グラナダに広がる広大な沃野は
もちろん、はるか北にはシエラ・ネバダ山脈の峰々(最高峰3,478.6m)を見渡す
ことができる。

イスラムのムーア人が去った後に残されたアルハンブラ。アンダルシアの風に吹かれ
ながら、ここで繰り広げられたムーア人王朝の栄華盛衰に思いをはせてみるのも悪く
ない。
                              (つづく)


~*~ ~*~ ~*~ ~*~ ~*~ ~*~ ~*~ ~*~ ~*~ ~*~ ~*~ ~*~ ~*~ ~*
P.S.
「chocolata*さんの記事を読んでアルハンブラに行きたくなりました」とか、
「写真がきれいで見とれました」なんてうれしいコメントをたくさんいただいて、
とてもうれしく思っています

アーヴィングの本を読んで気合いを入れて訪ねたアルハンブラでは、見るものすべてが
本の中から抜け出してきたように感じられたりして、初めて訪ねたのに初めてじゃない
ような気が何度もしました。アルハンブラの話は、あともう1~2回シリーズでお届け
したいと思っていますが、ちょっと忙しくなってきたので、ゆっくりアップしていこう
と思っています。

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2009-01-16 (Fri)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)

そうだ、アルハンブラに行こう(4)  心ひかれるモチーフ

アルハンブラのそこかしこに見られる鍵穴をかたどったアーチの美しさ。
イスラム建築のひとつの特徴であるこのモチーフは、天国への鍵穴を表している。


al_key1


夫と私が撮った写真の中にも、このモチーフを使ったものがたくさん写っている。

たとえば、上の写真。小さな空間へと導く入り口のアーチ。
長方形にはない曲線の美しさが見る者の目を釘づけにする。

その微妙なカーブは、壁面のアラベスク模様やモザイクの幾何学模様の美しさを
いっそう引き立てている。


al_keydoor


同じモチーフは、こんなふうに木製のドアの上部の装飾にも見られる。
どこにでもありそうな木のドアが、こうしてアラベスク模様の装飾をいただいたとたん
なにか特別な空間へと続く入り口のように見えてくる。


al_keyarches1


鍵穴をかたどったアーチは、眺めの良い部屋の窓にも使われている。
その形がフレームの役割をはたし、アーチ越しに見える建物やグリーンはとても印象的。


al_key3


同じモチーフの窓でも、上の写真の小窓に見られるように、細やかな漆喰細工が
内側に施されているものも多い。漆喰細工やアーチを通して見える室内の闇と、
外界の光のコントラストが美しい。


al_arch6


大きなアーチを下からのぞいてみた。
ここにもアラベスク模様が一面に施され、代々この宮殿に住んだ王たちの
宮殿建築にかけた意気込みが伝わってくる。


al_key7


漆喰に施されたアラベスク模様の中には、こんなふうに色彩が施されたものもある。
こうして漆喰に色彩が施されたものを「ストゥッコ」装飾と呼ぶ。
濃淡の違いがきれいな「青」。どんな材料を使って得られた色なんだろう。

下の写真の門の上部にもストゥッコ(色彩漆喰)装飾を見ることができる。
青の濃淡が白い漆喰に浮き彫りのように美しく、朱色がかった石でかたどられた
鍵穴のアーチの色にとてもよく映えている。


al_keymon


この門は、「プエルタ・デル・ビノ」(Puerta del vino) ー「ワイン門」と呼ばれる。
門内で無税でワインを売ったから、この名前がついたとか。アルハンブラに住む多くの
兵士や技術職、出入りする商人たちが毎日飲むワインが無税とは、太っ腹な王様だこと!

ワイン門はアルハンブラの居住区と軍が駐留する「アルカサーバ」と呼ばれる区画とを
仕切る役目を果たしていた。戦いに備えて建てられたアルカサーバは、居住区の宮殿や
フェネラリーフェ離宮とはまったく違った趣で、「石の要塞」そのもの。

要塞にはいくつも高い塔がそびえ、そのてっぺんんからは、その昔、イスラムの兵士
たちが監視をしていたあたりの丘陵地帯やグラナダの街を見渡すことができる。
運良く晴れた日にアルハンブラを訪ねることができた人はラッキーだ。

塔の上にたたずみ、軍事要塞だったアルハンブラを目の当たりにしたとき、
それまでに見てきた華やかな宮殿建築のことを一瞬忘れ、ここがイベリア半島における
イスラム勢力の最後の砦だったことに思いをはせることになる。


・・ということで、次の記事にはアルカサーバからの素晴らしい眺めを撮った写真を
アップします。お楽しみに


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P.S.
手作りの「和のカレンダー」を載せた記事にたくさんのコメントをありがとう
ございました。送ってきてくださったMさんが早速、作り主の方へ私のお礼の
気持ちを伝えてくださいました。このブログのアドレスも連絡してくださった
と聞いて、書いた記事を読見返してみたら、脱字やら変な文章があちこちに。
あわてて修正したところです (^^;)

いい日本語をたくさん読んで、心をこめて文章を書いて、しっかり推敲を
しなくちゃって思いました^^

      
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2009-01-15 (Thu)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(5)

日本からの贈りもの

今月も、日本のMさんから大きな封筒入りの郵便が届いた!

海外に住む私のために、Mさんが日本から郵便物を転送する作業を引き受けてくださって
何年になるだろう。最初は従姉が引き受けてくれていたこの面倒な作業。
すでにかれこれ8年間も労をいとわずにやってくださっている。


m_hana3


どんなに忙しい時でも、送ってくださる郵便には手書きのメモやお手紙が入っている。
少々へこんでいるときでも、Mさんの手書きの文字を見ただけで元気が出てくるから
不思議だ。

海外への郵便物の転送作業は、家族にやってもらうのでさえ大変なこと。
パラパラと届いた郵便物を取り分けて保管して、それをひとまとめにして封筒にいれ、
宛名を書いた封筒を郵便局まで差し出しに出かけてもらうのだから。

ひとつひとつの手間を思うと、頭がさがるばかりだ。


M-hana2


Mさんが郵便局へ行けないときは、ご主人のHさんがかわりに差し出しに行ってくだ
さることもしばしば。いつもお二人の好意に甘えてばかりいる私。

今回送ってくださった中には、こ~んなお年賀が同封されていた。


j_calen


最初に封筒から出てきたのは、手作りのカレンダーと四角い素敵な手作りの包み。
和紙に墨で書かれた文字が美しく、1枚ずつすべて手書き!

同封されていた木ぎれにカレンダーをかけて、木の両端にひもをかける作業を
夫が手伝ってくれた。リビングルームの壁にかけてみると、和の雰囲気たっぷりの
空間ができあがった!


J-calen2


いただいた四角い包みに入っていたのは、祝い箸だった。


hashi_1


これまた手作りの箸袋には、品のいい模様が金銀で描かれている。
和の美しさ、手作りのものが持つ暖かさに心が和む。


hashi_2


海外ではこうした和のものが手に入りにくいことをMさんはご存じで
季節の折々に、心をこめて素敵なものを送ってきてくださるのだ。

Mさんからの郵便にはこんなものも入っていた!


tororokonbu


私の大好きなトロロ昆布^^
早速、お吸い物にいれていただいたら、とってもおいしかった。

Mさんご夫婦はお料理がとても上手で、ご主人は以前、コックをされていた。
日本に戻ってお家に遊びに行かせてもらうたび、料亭でいただくような盛りつけの
とびきりおいしいお料理でもてなしてくださる。ベジタリアンの夫がさまざまな
和食を楽しめるようにと、だしや素材、調理方法を工夫してくださったお料理の
数々が今も目に浮かぶ^^


m_dinner


カレンダーの組み立て作業を夫と一緒にやりながら、去年の夏、Mさんがお嬢さんと
スペインへ遊びに来てくださったときのことをなつかしく思い出した。

バレンシアの街を一緒に歩いて見て回ったり、ガンディアへ半日ドライブに
出かけたり、電車に乗ってマドリードへ出かけ、トレドにも足を伸ばした。

去年の夏の再会で楽しみにしていたことのひとつが、Mさんのお嬢さんに会うこと
だった。最後に会ったのは彼女がまだ保育園に通っていた頃で、Mさんのお宅に
お邪魔したとき、一緒にお遊戯して遊んだことを今でもよく覚えている。
すっかり大きくなって立派な社会人として頑張っている彼女を見てびっくりするやら、
私が年をとったのは時の流れなんだわと、改めて思ったり (^^;)

一緒に過ごさせてもらった5泊6日間、本当に楽しかった^^


m_hana3


Mさんは私にとって灯台のような存在だ。

腹が立った時や困った時、私は「Mさんならどうされるだろう?」と考えてみる。
そして自分が起こそうとしている言動を熟慮する機会をもらうことで
賢明な選択肢を選べたことがこれまでに何度もある。

Mさんはフルタイムの仕事に加えて、家事や双子のお孫さんのお世話までされている
というのに、いつもにこやかだ。思考も言葉使いもしなやかで、Mさんを慕う人は
後をたたない。


m_nengaushi


今回送ってくださった郵便の中に、Mさんからの年賀カードが入っていた。
飛び出すカードみたいな作りだったので、夫に中を開ける名誉を譲った^^

カードの中から出てきたのは、黒い牛にさっそうとまたがっているカウボーイ!
すかさず夫は 'Wow! It's nice! Yee-haw!' (イーハー)と声をあげてニコニコ。

「イー・ハー」というのは日本語で「ヤッホーイ」みたいなもので、
テンションが上がってきた時にアメリカ南部の人やカウボーイが発する言葉。


nengaushi2


牛の黒っぽいところは薄い紙が蛇腹のようになっていて、手でさわると
シャカシャカと音がして気持ちいい。すっかり夫のお気に入りになった
このカード。私たちがよく一緒に時間を過ごす我が家のキッチンの
カウンターを飾ってくれている。

「イー・ハー!」


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P.S.
花の写真は、Mさんご夫婦が住まわれてるお家の裏山で去年の春に撮影したもの。
季節はめぐり、あと数ヶ月すればまた春がやってきます。
何気ないことのようですが、こうして今あることに感謝したい気持ちでいっぱいです。

日本からのうれしい郵便のことを書きたかったので、今日はアルハンブラの話の続きを
お休みしました。アルハンブラ宮殿の記事にコメントを残してくださった方、続きを
楽しみに応援クリックしてくださった方、本当にありがとうございました!

      
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2009-01-13 (Tue)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(7)

そうだ、アルハンブラに行こう (3)   宮殿

噴水と色とりどりの花が美しいフェネラリーフェ離宮庭園をあとに、いよいよ
アルハンブラのハイライト、宮殿へ。


al_nishimai


ここはライオンの中庭宮殿にある「二姉妹の間」と呼ばれる部屋。
部屋の中に入って通ってきた中庭へのアプローチを振り返ると、アーチがいくつも
重なってみえて美しい。

壁面にはぎっしりと装飾が施され、ただただ圧倒される。
そして、目を天井に移すと、そこには鍾乳石状の飾り天井(モカラベ)が。
壮麗さに思わず息をのむ。


al_nishimai2


いったい誰がこんな天井装飾を思いついたのか。

ハチミツの巣のように装飾された天井は、7種類の飾り細工が5千個も組み合わせて
あるそう。明かり取りの窓からさしこむ日の光が飾り天井にやわらかに反射して
とてもこの世のものとは思えない美しさ。ほお~っとため息が。


al_wall3


宮殿の壁は、どこもかしこも繊細な漆喰(しっくい)細工でおおわれ、軒回りや木の扉
にも手のこんだ彫刻が施されている。

漆喰になっているのは壁の上部だけで、下部は人の背丈くらいまで彩釉タイルで
おおわれている。漆喰は人の手がふれたり物が当たるとはがれ落ちてしまうので、
これはメインテナンスのしやすさまで考慮した実用的なインテリアデザインだ。


al_wall5


タイルや漆喰装飾に使われているモチーフをよーく見ると、すべて幾何学模様か
草花の模様、それにアラビア文字を装飾したものが組み合わせになっている。
「アラベスク」といわれる模様だ。


al_wall1


人や動物などがまったく描かれてないのは、イスラム教の偶像崇拝禁止という教えに
従ってのこと。高校の世界史で習ったことを思い出し、「ふ~ん、そうなんだ」と
やけに納得。

アルハンブラの壁面のアラベスク模様には「アッラーだけが勝者」という文句が
くりかえし使われている。「勝ち負けに一喜一憂するのは人間の浅はかさ。すべては
アッラーの神が定める」という意味らしい。

私はアラビア語ができないので下の写真の文句も読めずにおわってしまったけど。


al_wall4


イスラム文化になじみのない私にとって、アルハンブラで見る物すべてが目新しく、
写真をとるのも忘れて見入ってしまうことしばしばだった。
他の観光客が口をぽか~んとあけて天井や壁を見上げてるのをみかけては、
「やばい、私も大口あけてたわん」とアセアセ (^^;)

そんなわけで、ここで使った建物の写真の多くは夫が撮影したもの。
彼は写真の構図をとるのがうまい。


al_flowers3


アルハンブラを訪ねる前、私はガイドブックの写真を見てはドキドキ、
ワシントン・アーヴィングの『アルハンブラ物語』(上下巻)を読んではわくわくし、
訪れる日を指折り数えて待っていた。

そんな私とは対照的に、夫はそれほどわくわくすることもなく当日を迎えた様子
だったけど、彼がアルハンブラで撮った写真の枚数ときたら! 
おまけに、一歩、アルハンブラに踏み込んだとたん、私とおしゃべりするのも
忘れてイスラム建築と装飾のとりこになっちゃったし^^


al_wallsmall


そういえば、スペイン語ペラペラのイングランド人の友だちが言ってたっけ・・

'The Alhambra: it's a magical place!'

文字通り、アルハンブラは魔法にかかったような空間で、怪しい魅力に満ちあふれ、
訪れる人をとびきり洗練されたイスラム文化が花開いた時代へといざなう力を
備えている。
                              (つづく)

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P.S.
1枚目の写真の「二姉妹の間」は、王のハーレム(寵姫たちの部屋)だったと説明する
ガイドブックもありますが、記録によると王だけではなく他の男性も政治や外交で
ここに出入りしていたそうです。ハーレム説の真偽はともかく、この部屋が夏でも
涼しく過ごせる工夫がされた作りになってると言われても、こんなすっごい装飾の
ある部屋じゃ私はのんびりシエスタをとれないな~って思っちゃいました (^^;)
皆さんはいかが?

      
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2009-01-12 (Mon)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

そうだ、アルハンブラへ行こう (2) ヘネラリーフェ離宮庭園

夏の離宮、ヘネラリーフェ(El Generalife)。


al_niwaarch


アルハンブラの丘からヘネラリーフェへ続く道は、糸杉の並木道になっています。
高く天にむかって伸びた糸杉の分厚い緑の壁をめでながら歩くこと約10分、
庭園の入り口に着きました。


al_itosugi


ヘネラリーフェはアルハンブラ宮殿の建つ丘の東にある「太陽の丘」と呼ばれる
丘陵に南北に長く横たわっています。かつて太陽の丘には王所有の果樹園や庭園、
農園がたくさんあったそうですが、現存しているのはヘネラリーフェ庭園だけ。


al_niwa2


色とりどりの花が咲き乱れた庭園をゆるゆると散策しながら暖かな日差しを楽しみ、
その昔、この庭園を愛でた華人のことを思い浮かべたりしました。


al_teien


丘の上にあるというのに、ヘネラリーフェは水がとても豊かです。
離宮のいたるところに噴水があって、真夏でも冷たい水があふれ出ています。

夏のグラナダは40℃をこす暑さですから、噴水の清らかな水音や、噴水のアーチが
演出してくれる涼しさは何にもかえがたい安らぎだったことでしょう。


al_gene_fountain


噴水から流れ出る水は、グラナダの北にそびえるネバダ山脈から引かれ、
自然の動力だけを使っているそうです。敷地の高低差を生かしたもので、
14世紀のイスラムの土木技術の高さに目を見はるばかりです。

噴水のある庭園で特に美しいのは、庭園の一番奥にある「アセキアの中庭」(上の写真)
です。白壁に囲まれた庭の緑と噴水のアーチが涼しさを演出しています。


al_gene


庭園にある建物の中は日差しがさえぎられ、夏には格好の涼みどころに。

アルハンブラは日本人にも人気の場所だから、たくさん日本人の団体さんに出会う
かな、と思ってたけど、5人くらいの小グループを1組見かけただけ。
10月下旬という季節のせいもあるのかな?

それに、思ったより全体的に観光客の数も少ないがするし。
おかげでゆっくり見て回れてラッキーでした

夏のグラナダの午後はシエスタをとってお昼寝しないとクラクラしちゃう暑さだけど、
この日は気温が20度ぐらいと暖かく、観光にもってこい!
アルハンブラ観光は秋がねらい目かも。
(春はセビージャのお祭りとかあるから、夏同様に混むのかな ???)


al_arch


ヘネラリーフェのある太陽の丘と、宮殿の建つアルハンブラの丘の間は谷が切り込む
ようにあって、谷越しに眺めるアルハンブラ宮殿はふもとから眺めたよりも何十倍も
華麗に見えます。


al_palacefromgeneralife


イスラム建築の特徴のひとつに鍵穴をかたどったアーチがありますが、これは
天国への鍵穴を表しているそうです。そんな話を知って鍵穴のアーチごしに見る
アルハンブラ宮殿は、いっそう美しく見えました。


al_arch3


あっ、割り当てられた宮殿見学の時間まであと1時間になりました。
楽しいと時間が過ぎるのが早い!

遅刻すると中に入れてもらえないらしいので、ちょっとまだ早いけど
これからアルハンブラの丘に戻ろうと思います。

よかったらご一緒にどうぞ
                          (つづく)


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P.S.
昨日アップした「そうだ、アルハンブラへ行こう!」の記事(第1回)に
コメントを残してくださった皆さん(michoumamaさん、エミリオさん、
panipopoさん、ほ助さん)、ありがとうございました!「続きを楽しみに
してます」って励ましにうれしくなって第2回をアップしちゃいました。
Panipopoさん、夏のアルハンブラの記憶がまた鮮明になったかな^^

      
      皆さんからのコメントをいつも楽しく読ませていただいています。
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2009-01-11 (Sun)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

そうだ、アルハンブラへ行こう!

al_pillar


スペインで行ってみたいところはたくさんあるけれど、アルハンブラ宮殿は最も
行ってみたかったところのひとつ。

昨年10月に、その願いがかないました♪

イスラムの技術と叡智の限りを尽くして建設されたこの宮殿は、現存するイスラム
建築の最高峰と言われ、ヨーロッパの他の建築物にはない繊細な美しさを私たちに
見せてくれます。


al_plate


たずねる前にガイドブックのアルハンブラ宮殿の写真を見ては、その美しさに
ためいきをつきましたが、実際に訪れて目の当たりにしたアルハンブラ宮殿は、
まさに私の想像を超えた美しさでした。それはこれまでに見たことのあるどんな
宮殿とも異なり、そのインテリアに施された装飾は一度見ると忘れることができ
ないほど手のこんだ華麗なものでした。

イベリア半島の歴史もイスラム建築についても知識が少ないので、説明は
WIKIやガイドブックからの受け売りになりますが、これから何回かにわけて
アルハンブラでとった写真を掲載しながらあの魔法にかかったような空間に
たしかに私がいた瞬間を振り返っていこうと思っています。

よかったら、私と一緒にアルハンブラ宮殿やグラナダの街の美しさを楽しんでください

では、1回目の始まり、始まり~!


8世紀初めにイベリア半島へ進出したイスラム勢力は、あっという間に半島を
制圧し、スペイン南部にあるコルドバなどの都市では、西ヨーロッパよりも
数段レベルの高いイスラム文化が花開きました。


al_pillar2


「アルハンブラ」(Alhambra) とは、アラビア語で「赤い城塞」を意味します。
もとはアラビア語で「アル=カルア・アル=ハムラー」(al-Qal'at al-ħamrā')と
呼ばれていたものがスペイン語で音がなまったとか。


al_lookup



グラナダを見下ろす丘の上に、9世紀に砦が建設され、13世紀中頃にナスル朝の
王によって宮殿の建設が始まりました。その後、21人のイスラムの王が贅を
尽くして増改築を重ねていきました。

アルハンブラは、城塞・宮殿・離宮からなり、それぞれ趣が異なっています。
アルハンブラの見学は予約制で、インターネットを使って見学日と、午前の見学か
午後かを指定します。夫と私は午後の見学を予約をしました。

夫と私がグラナダに着いた夜と翌日はお天気が悪くてガッカリだったのですが、
アルハンブラ見学の日は運良く朝から好天に恵まれました


al_cider


アルハンブラの建つ丘はグラナダの中心までせり出し、緑が豊かに茂っています。
アルハンブラに団体旅行でやって来ると、観光バスでそのまま丘の上の入り口まで
運ばれていきます。ふもとから路線バスを使って行くこともできますが、その昔、
王たちが通った道を歩いていくのもおつだよねと、夫と意見が一致。

ゆるい坂道をてくてくと、木々の香りをかぎながら、入場口のゲートまで
30分ほどかけて登っていきました。


al_ticketgate


アルハンブラでは午前・午後に分けた見学時間の制約に加えて、そのハイライトに
あたる宮殿の混雑を防ぐため、宮殿部分の見学時間が指定されています。

入場口を通って敷地内へ入ったとき、指定された宮殿見学まで1時間半ほどありました
ので、まずはフェネラリーフェ離宮を散策することに。離宮の位置を上の写真で説明
すると、右手の緑で塗られた縦長のエリアにあたります。

秋のあたたかな日差しが心地よく、緑豊かな小径を離宮に向かって10分ほど歩く
道すがら、これから訪ねる美しい夏の離宮を思い浮かべてはドキドキしてきました


al_koyosmall


14世紀に建てられた夏の離宮、へネラリーフェは「すべてを見尽くす者の住む楽園」
という意味の大きな庭園で、いたるところ美しい噴水や緑で埋め尽くされています。
砂漠の民であったアラブ人が、どれだけ水と緑がもたらす憩いを大切にしていたか
この離宮の作りを見るとよくわかります。

アルハンブラに居を構えた王たちや、彼らの美しい后や娘たちが散歩を楽しんだであろう
夏の離宮。へネラリーフェ・パレスのお話は次回のブログで!



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2009-01-10 (Sat)  |  スペイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(5)

おいしいワカメご飯

今日は、つくれぽです

炊きたてごはんを食べたくなったのはいいんだけど、朝、冷蔵庫を見ると
何も残り物がなくて、何か作らなきゃと思いながら好きなブログをあちこち訪問^^

そこで見つけたのが、831cafeのりいこさんの「混ぜるだけのワカメご飯」。
大好きなワカメ、その上、パパパーと作れる手軽さが気に入って、さっそく作って
みました!


wakame_gohan1


やわらかいワカメの食感があったかご飯にピッタリで、ショウガの香りと
いりごまの香ばしさがきいた醤油味の一品に仕上がりました。

用意した材料を小鍋で煮つめたものを小皿にとりわけて食卓に出して
ご飯にまぜながらいただいたのですが、ご飯をペロリと食べちゃうおいしさでした!

それにしても、私の心を察してもらったかのような一品をピッタリのタイミングで
アップしてくださるなんて、りいこさんって超能力者かも!


この「ワカメご飯」を作るのに必要な材料はどこのおうちにもあるものばかり。
海外にいると手に入らない和食材が結構あったりするけど、これに必要だったのは
ワカメにショウガ、調味料(酒・醤油・ミリン・塩)、白ごまだけ。

ワカメは日本から友だち親子がスペインまでもってきてくれたお土産を使わせてもらい、
ミリンと白ごまは、うちにしばらく住んでた日本人の友だちが残していってくれた品を
ありがたくいただきました。

今回、唯一困ったのは、料理用の日本酒がなかったこと
お酒が入らないと、いまいちおいしくないかな~としばらく思案して
「えいやっ!」と取り出したが写真の「純米大吟醸」。


wakame_gohan2


この大吟醸は横山大観が終生愛してやまなかったもので、「酔心」という名前。
料理に使うのはもったいないものだったけど、どうしてもすぐに作って食べたかったの、
りいこさんの「ワカメご飯」が !


そして出来上がったのがコレ↓ おいしそうでしょ~?!


wakame_gohan3


しょうが効いてて、ワカメご飯を一口ほおばるたびに幸せな気持ちになりました。

前にりいこさんのレシピで「ワカメスープ」と「キャベツのバンバンジー・ソース」を
作って感動して以来、りいこさんのレシピでお料理したのはこれが3回目。
毎回、ほんとにおいしいものをいただくことができてうれしく思っています

りいこさんの「ワカメご飯」のレシピはこちらです。
他にもたくさんアイデア満載のお料理がレシピ付きで公開されてますよ~!



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2009-01-07 (Wed)  |  つくれぽ  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)

手作りパン&レンティル・スープ

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!


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年末年始、所用でヨーロッパ大陸を大縦断することになっちゃって(それも自家用車でね)
ブログの更新も、お正月らしいこともできないまま、三が日が終わってしまいました。

まだお雑煮も作ってないし、おせち料理を作る時間もなくて。。
かわりにというか、お料理上手なブロガーさんの手作りおせちの写真を見て正月気分を
味わわせてもらったところです♪

「ゆっくりBakingな暮らし@cafeパート?」のmichoumamaの栗きんとんは自家製の栗の
甘露煮が使ってあって、食べたらほっぺが落ちそうな出来ばえだったし、
「831cafe」のりいこさんのベジタリアンおせちは豪華でたっぷり目を楽しませてもらったし、
「エミリオ*カフェ」のエミリオさんのお雑煮は「写真から飛び出してきて~!」って
真剣に思ったくらいおいしそうでした♪

それぞれブログに伺った時に似たようなコメントを残したけれど、あらためてお礼を!
素敵なお料理の写真を見たり、文章を読ませてもらったりすると、心が本当に
ホッコリするもの。ブログの楽しみってこういうところにあるな~って思います。



bread_w


そんなこんなで我が家は年始からドッタバッタしてますが、ようやく夕べ、
ごはんを作って食べることができました。

献立は、夫がレシピを研究中のレンティル(レンズ豆)のスープと
自家製のホワイト・ブレッド。

手作りパンは、こねこねをブレッドメーカーにやってもらい、形を整えてとクープを
入れるとこだけ手でやった楽ちんブレッド。

オーブンに入れる前の仕上げ、発酵が終わったパンにクープをいれるのが大好きな
夫にクープ入れをまかせたところ、こんなにきれいなできあがりになりました。


bread_w2


パンもレンティル(レンズ豆)のスープもおいしくて、「やっぱりホームメイドって
いいねぇ~」とうなづきあいながらパクパク!


パンとスープだけでも十分しあわせだったのですが、ローストベジ入りのクスクスと
フレッシュトマト&グリーンのサラダも一緒に食べました。野菜を食べると
体がしゃんとしてくるんですよね、とっても。


couscous


ちっともお正月らしくない献立でしたが、久しぶりに料理を作ることができて
すっごくうれしかったです。

夫が研究中のレンティル・スープのレシピができあがったら掲載しようと思ってます。
カロリー低めで栄養たっぷり、寒い季節にぴったりのスープなので、気に入ってもらえる
かな~って思ってます^^



chrimolla_cube



スペインで始めてから3ヶ月目の私 (chocolata* = チョコラータ)のブログ。
気がついたら、もうすぐ訪問者数が1,000人になります。

こんなにたくさんの人に訪ねてもらい、その上、素敵なブロガーさんと知り合うことが
できて、とてもうれしく思っています。

あたたかいコメントを残してくださった方々、そっと応援クリックをしてくださった方々、
本当にありがとうございました

今年もゆっくりとブログを続けながら、皆さんのところを訪ねて素敵なお菓子やお料理の
アイディアをもらい、元気も一杯もらいながら頑張ろうって思ってます。

2009年がみなさんにとって実りの多い1年になりますよう♪


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